Review: KORG SQ-1

KORGのステップシーケンサー、SQ-1を買いました。

今年のNAMM Showで発表されたものですが、このご時世にシーケンサーです。

KORGには昔SQ-10というMS-20シリーズでのアナログ・シーケンサーが存在しました。MS-20がMS-20 miniとして復刻されてから、その「同シリーズも復刻しろや」という声の中で一番耳にした(と思っている)のがSQ-10ですね。というか、ボコーダーであるVC-10はmicroKORG軍団で置き換えられるし、追加モジュールMS-50も少しランク上向けのものだし残るのはシーケンサーです。

さっきは「このご時世」なんて書きましたが、最近はアナログのシンセサイザー界隈がアツいし、ガジェット的な小さい楽器もアツい。そんな中でもうそろそろ”機器間を総括するマシン”が求められて来てる感じがあるといえばあります。他にもただ単にDAWの立ち上がったPCにUSBで繋げるなんていう夢の無い環境にユーザーが飽き始めたのか、先祖返りなのか、リアルタイムで操作するシーケンサーの楽しみをKORGが広めたいのか、まあ思うことは沢山ありますね。(適当)

茶屋町の島村楽器で買いました。

ところで、このサイズのシーケンサーといえばDOEPFERのDARK TIMEくらいしか思い出せないですが、現時点、日本のAmazonで72,800円もしてます。それに比べると、SQ-110,800円ですよ。できることが大体同じなことを踏まえると、こっち買うに決まってる。使いやすさ的にはDARK TIMEの方が僕は好みですが。。。。

アナログ機材との接続

まず初めに繋げたのはMS-20 mini。というかまともなアナログシンセはこれしか持ってない。。。。

KORGのサイトにあるFAQを眺めながらMS-20を操作できる設定にします。この時ついでにSEQUENCER MODEを動かして好みのステップ分解能にしておくと良いですね。”CV OUT”から”VCO 1+2 CV IN”へ、”GATE”から”TRIG IN”へパッチングします。テンポを速くしすぎるとMS-20 miniがついてこれなくなる時があります。そんな時はGATEをEXTERNAL SIGNAL PROCCESSORに入れて、受け取りやすいトリガー信号に変えてやります。この時、早いテンポでSQ-1を回しておいて、”THRESHOLD LEVEL”で調節で調節するのがミソですね。

キーボードを使ってシーケンスパターンを移調させたいけど、SQ-1にはCV系のインプットが無いのでSQ-1だけでは不可能です。この辺はファームウェアアップデートに期待するとしまして。

MS-20だとSQ-1のCVをVCOの”FREQ”に入れてしまう手もあります。これでタンジェリン・ドリーム擬きっぽいことが可能に。ジャンクションや加算アンプなんかがあれば簡単に済みますが。。。。

 

デジタル装置との接続

 

SQ-1はMIDIアウトプットを備えてます。でもvolcaシリーズみたいに、MIDIジャックを埋め込むなんてことはして無いのです。代わりに、ステレオ・ミニジャックからMIDI信号を吐いており、付属のアダプタで汎用のDINケーブルを接続することができます。本当はMIDI INしかないシンセを操作したかったですが、我が家にそんなものは無いです。代わりにAlesisのSR-16というドラムマシンがあるのでそれに繋げました。

 

再生すると普通に回りました。ただそれだけですが、なぜかホッとしました。SR-16側で打ち込んだものを再生することができますが、これってSQ-1はMIDIクロックジェネレータにも成りゆると言うことですね。

 

クロックジェネレータで思い出したのですが、KORGのiOS用アプリ、SyncKontrolをマスターにしてSQ-1に突っ込むこともできます。このアプリ、無料だし、スウィングできるし、タップテンポできるし、BPM見れるし、こういう時割といい感じです。引き出しにしまい込んでいたiPhone 4氏の出番がやっときましたよ。

またこのSQ-1、USB-MIDIでも繋がるので、DAWとの同期が可能になります。また当たり前と言ったら当たり前ですが、このUSB-MIDIからそれに相当したCV/GATEを出力できるため、USB-MIDI <-> CV/GATEコンバータとして利用する事もできます。これ、なかなか良いものでしょ。「開発用にコンバータが欲しいけど高いし良いか〜」なんて思ってた僕みたいな貧乏な学生にうってつけです。

 


 

こんな感じで、KORG SQ-1、夢が広がります。今現在はこのSQ-1サイズでジャンクションやMS-50みたいな追加モジュールを搭載した感じのものを作ろうと計画している。やっぱり、機材は積むものだし。

(その前に中途半端で投げ出したものを完成させろ)

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