思い立ったのは、このサイトの謎の特徴である「記事は増えないのにデザインはコロコロ変わる」という事に終止符を打ちたいと思ったか体。足をつけるという意味と、そもそもドメインを持つという事に憧れがあったというのも大いにある。
ドメインを取得をしたのは、検索すると一番上に出てくるところで、セール中だったから思い切った・・・という事であるのだ。
「.red」なんていう微妙な感じだが、短かったので良しとしようではないか。と寛大な気持ちを持ったつもりです。。。。
ウェブサイト運営を始めてもうかれこれ6,7年くらいになるが(小学生の頃から時間を無駄にしていたということ)というか6,7年くらいずっとデザインをコロコロ変えていたわけだ。
そしてサイト名もコロコロ変わった。一番初めに決めたサイト名はたしか「Oretashiroku」だったと思う。クラスメイトのイヤな奴が一人前にウェブサイトを持っていたことから、謎の闘争精神が生まれ、FTPもHTMLもなんだか分からないのに、RapidWeaverや今は無きiWebを使って試行錯誤していたのが非常に懐かしい。
HTMLとCSSを使ったウェブデザインな妙な趣味を持ったのはそれから少し経ったくらいの頃で、当時のRapidWeaverには(シェアウェアの制限付きだったが)選んだテンプレートを元にそもソースコードが見える機能があった。それを弄っていくうちにこの表現する呪文の世界にハマってしまった。
といっても、それが「コードを書く」という事との初めての出会いかと言うとそうでも無く、当時情報処理科に居た父親から「これからはプログラミングだ」なんてこと言われ、ヤフオクでファミリーベーシックを落としてみたり、Xcodeを触ってみたりはしていた。
そうこうしているうちに、その例のクラスメイトのサイトにあった掲示板に改竄を仕掛けたりした。もちろん、ハックだのクラックだのというカッチョいいものとは無縁な、投稿のdivボックスのタグを閉じてそこにHTMLコードを埋め込むというかなり原始的なものだった。
Googleの検索フォームなんかが埋め込まれた日には、僕はクラスの人気者になってチヤホヤされていて、僕の人生のピークだったのかもしれません。その後に掲示板の開発元がそれを修正して不可能になりましたが、最高でした。
中学校に上がった位の頃から、僕はテクノやニューウェーブを聴き出し、それに付随していたビジュアル・イメージであるロシア構成主義や、バウハウスにハマってしまった。また妙な趣味である。
その辺から、CSSを勉強し始めた。Web上での知り合いや身内のサイト制作代行も始めた。
このサイトは、その頃から存在する。
その頃のサイト名は、「TELE-CONSTRACT」だった。当時からシステムにはTumblrを利用している。その後、「Telekonstrakt」、「Telestrakt」と名前を変え、去年の暮れくらいに「Teletakt」に落ち着いた。これ以上は短くできないと思っている。当初の「遠方の建造物」的ニュアンスから「遠方の鉱石」的なニュアンスになって非常に面白い。手前味噌だ。
前置きがかなり長くなったが、ハタチを手前にして人生初のドメイン取得をし、夢もプログラマーからサウンドクリエイターに変わってしまったが、これが屋号的ポジションになるまで、何かしらやってみようと思います。飽きなければ。