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神戸に帰ってきました
2019.1.12 JS FrontEnd CSS Design
春夕の阪急春日野道

結局神戸に帰ってきましたよ。

「こんな街早く出て行きたい」と思っていた神戸ですが、大阪に越した瞬間急に懐かしくなってきました。

というのも僕が引っ越した都島がちょっとあれでしたが。。。

神戸は何より街がコンパクトで、すごいアスペクト比の都市部です。大抵電車に乗って三宮に行けばほとんど事足ります。この「事足りる」とは買い物が便利ということだけでなく、鉄道・バス・飛行機の全てが集中しているということもあります。ここはさすが港町。船の移動が少なくなっても交通ハブとしての未来は大いにあります。

それに比べて大阪は広く、住居が多く商業の密度は神戸より低いです。広い都市(例えば東京)の苦手なところは公共交通機関の乗り換えが多く、移動時間に疲れてしまうということです。職場(梅北)までは大阪環状線で一本でしたが、心斎橋にいくのも天王寺にいくのも結構時間がかかります。しかも欲しいものを集める買い物をしようとすると1日では終わりません。空港も関空か伊丹へ電車(乗り換えあり)。新幹線も乗り換え。

そんなことを思っていると神戸の住みやすさを再認識します。

 

神戸に帰りたいと思ったもう一つの理由は稲垣足穂の「一千一秒物語」を読んだ読んでしまったことにあります。

この大正モダンなショートショート星団にはいつも僕が学生時代住んでいた山本通の匂いがします。
住んでいた頃はタルホのタの字も知りませんでしたが、「何かを期待させる街角」に不思議な雰囲気を持っていました。それが妙に僕を引きつけて、タルホの他の作品を読み進めると「僕は神戸に住まないといけない」と思ってきた次第です。
特に「弥勒」の前編「真鍮の砲弾」は、作中のような白い港町で未来にワクワクしている僕を再び覚醒させたのです。

そんなわけでずっと僕の中には「神戸回帰」の念がありました。

しばらくして新しい家族が宿り、新居を探すことになりました。

当時の僕は「大阪と東京以外では住まん」という迷言を周りに振りまいていましたが、内心はずっと「神戸回帰」でした。

ある日嫁に「ある程度したら神戸に帰るのもいいね」というと、女史曰く「そんなに帰りたいなら帰れや(原文ママ)」

というご意見を頂戴し、神戸で新居を探し(探してもらい)、もう一度この港町に住むことができたのでした。

 

あー、オチ弱っ⚓️