サスティンペダルに極性変更スイッチをつける

Rolandの定番サスティンペダル「DP-10」ですが、ノーマル・クローズ(いわゆるB接点)なんですよね。(僕が持っているのは何のスイッチもついていない昔のモデルです)

YAMAHAもノーマル・クローズなんですが、KORG・Alessis・CASIO・Novationなど僕が他に持っている鍵盤はノーマル・オープンなんですよね。

機種によっては自動認識するものや、電源投入時にペダルを踏んで極性を反転させるものなんかありますけど。

例えばCasioTone 301なんて古い機種だとそんなものついてません!

「ペダルなんてただのスイッチ」とたかを括りつつ、とりあえず分解します。

なんとまあ簡素な。。。

モーメンタリ押しボタンがひとつついてるだけです。

基板も見てみましょう。

改造を前提にしてか、極性変更ができる基板のパターンになっているようです

基板に書いてある「N.O.」はノーマルオープン、「N.C. 」はノーマルクローズという意味です。

今回はこの2つのうちどちらをHot側に生かすか、という改造をします。

具体的には「N.O.」「N.C. 」を選べるところにトグルスイッチをいれます。

回路にしてみるとこんな感じです。

このSwitchというのが新設するトグルスイッチです。

セコセコとハンダをしていきます。

スペースが限られているので、収縮を巻いてショートを防ぎます。

ハンダができたらハウジングの邪魔にならないところに穴を開け、トグルスイッチを通します。

できました。

今回は以上です。

 

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